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春をすっ飛ばして、夏の気配漂うブリスベン。
昨日はすでに午前中で気温34度とか。 うげ。
でもなんだか、日本の初夏を思い出させる空気感で、わくわくします。

スクールホリデーにもはいりました。
いやっほう。博士が家にいてくれる日々。

なのになのに。

ちびたんけ、今朝、廊下を走って、柱に足をぶつけて、
足の甲の骨、ヒビはいっちゃいました 

幸い、足を床に着けなければ痛くないようで、機嫌もよく、
歌え、との命令お願いに博士や私がほにゃほにゃと歌うと、
それに合わせてノリノリで頭を振ったり、
ごはんも「ぅんーーっ!」と感嘆の声を上げながら食べてるし、
緊急で行った病院のキャンティーン(購買所)でベビーチーノを買ってあげれば
「いえーーーーーい!!!」と雄たけびしてるし、(診察&Xーレイはぎゃん泣きでしたが)
今もすやすや昼寝(夕寝?)ちゅうですが。

歩けないのです。足、床に着けると痛むのです。
そして、思い出すと、痛いのです。
こんな感じに・・・・・・



    *忘れ中*

               P9180029_convert_20110918151933.jpg

真剣にTV見てます。






    *思い出し中*

               P9180028_convert_20110918152002.jpg

・・・ふにゃふにゃになりまス。





乳児がかかる、とされてる病気ひとつかかったことなかったチビタンケですが
一気に大きな(おおげさ)怪我しちゃいましたね。
まあ、男の子ですから。 想定内、です。(ね?姉ちゃん)

しばらくはお家生活になりそうです。
よかった、博士がいてくれて。

でもでも。
暇してますから、遊びに来てね、ご近所さん(笑)




続きは、ほんのり人気の(ほんとか)
「心に届いた言葉」シリーズ。
大好きなゲド戦記から、ひっぱってきました。
ああ、やっぱり好きだ。。。

よかったらお付き合いください。




いいかい、アレン。そなたはいつか死ぬ。いつまでも生き続けるなどということはない。
誰だって、何だって、そうだ。
永久に生き続けるものなど、ありはしないのだ。

ただ、わしらだけは幸いなことに、自分たちがいつか必ず死ぬということを知っておる。
これは人間が天から授かったすばらしい贈り物だ。
ひとりの人間としてこの世にあるという・・・・な。

それというのも、わしらが持っているのは、いつは失わなければならないとわかっているものばかり、喜んで失っていいものばかりだからさ。

わしらにとって、苦の種でもあれば、宝物でもあり、そして天の慈悲でもある、
ひとりの人間 としてこの世に存在することも、いつまでも同じように続くものではない。
変わりもするし、なくなりもする。
海の波のひとつと同じでな。








老婆はふたりの目の前で、筋張った細い腕をふってみせた。
腕には肩のつけ根にいたるまで点々と、染料のしみが消えずに残っていた。
「皮膚は少しもきれいにならん。」彼女は言った。
「だが、心は洗えばきれいになるもんさ。心にゃ、色なんぞ、染みこまん。
 さてと、お前さんは誰だったかの?」








「王というものにはとりまきがいるはずです。兵士もいれば、使者もおり、
 大臣だっているはずです。 王はとりまきを通じて、民を治めるものです。
 その闇の王とやらのとりまきはどこにいるのです?」

「わしらの心の中だよ。わしらの心の中にいるんだ。裏切者がな。
 利己心がいて叫ぶんだ(おれは生きたい。生きられるなら、世界中灰になってもいい!)とな。
 
 りんごに虫がいるように、わしらの中には、この世の暗がりには、小さな裏切者がひそんでいるんだ。 
 そいつらがわしらに話しかけてくる。だが、そいつの言うことがわかるのは、ほんの少数の人間だけだ。
 魔法使いとまじない師、吟唱詩人と職人たち。そう、それに英雄がいる。
 
 自分自身であろうと努めている人々だ。
 
 自分自身であるということは誰にもそうそうできることではない。大変なことだ。
 だが、永久に自分自身であるとなると、それはどうなんだろう?」








「なぜ?わしがよい人間だからか?」
ハイタカの目が、また、タカの目を思わせて、鋼のように冷たく光った。

「アレン、よい人間とはどんな人間かな?
 悪を働かず、闇への扉を開かず、己の中にも闇を持たない人間かな?
 見つめてごらん、アレン、もういっぺん、よく見つめてごらん。」








「明日は、また、みんなの中に入っていくのか。気が重いな。」彼は切りだした。

「わしは、自分は自由だと言いきかせてきた。
 ・・・・・世の中に心配事などひとつもないと思いこもうとしてきた。
 わしは大賢人でもなければ、まじない師ですらもない。わしはテミアのホークという男で、
 責任もなければ、特権もない。誰にも、なんにも負ってないと・・・・。」

彼はここまで言って、いったん口をつぐみ、しばらくして、また、ことばを続けた。

「よくよく考えるんだぞ、アレン、大きな選択を迫られた時には。
 
 まだ若かった頃、わしは、<ある>人生と<する>人生の
 どちらかを選ばなければならなかった。
 わしは鱒がハエに飛びつくように、ぱっと後者に飛びついた。
 だが、わしらは何をしても、その行為のいずれからも自由にはなりえないし、
 その行為の結果からも自由にはなりえないものだ。
 
 ひとつの行為が次の行為を生み、それが、またつぎを生む。
 そうなると、わしらは、ごくたまにしか今みたいな時間が持てなくなる。
 
 ひとつの行動とつぎの行動の間の隙間のような、<する>ということをやめて、
 ただ、<ある>という、
 それだけでいられる時間、あるいは、自分とは結局のところ、何者なのだろうと考える時間をね。」






     
                        「 ゲド戦記 3  さいはての島へ 」
                                アーシュラ・K・ル=グウィン
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